ソフトウェア開発の仕事を始めてみると、多くの開発上の難問に直面することになる。そのため開発上の多くの課題をクリアしていく前向きな心構えがこの仕事には求められる。また難問に直面した時に、その問題を解決する能力がプログラミング技術者にとって必要な適正である。そのため常日頃から問題を解くための訓練が欠かせない。プログラミングの難問を解くためのスキルアップに役立つのが、論理パズルである。プログラミングに必要な適正の一つには、論理的に問題を解く能力挙げられる。論理にあいまいな部分は不要であり、論理的に破綻する部分があればソフトウェア開発に支障がある。矛盾のない論理的な思考ができる能力をプログラマーが向上させれば、ソフトウェア開発上の大きな難問も解決できるだけの実力が身に付く。
そこで、将来プログラミングの仕事で難しい開発課題に直面した場合に備えて、常日頃から論理パズルで脳を鍛えることが望ましい。論理パズルは、問題を慎重に分析し論理的に筋道を考えなければ解くことができない。それはプログラミングにおいても同様であり、共通する部分が多い。論理パズルに挑戦できる書籍などが一般には販売されているため、トレーニングのため少なくとも一冊はチャレンジして問題を解く練習を積んでおいた方がよい。数多くの論理パズルの問題を解いていくうちに、次第に難解なプログラムの問題も論理的に読み解けるようになり、プログラマーの能力アップに効果が出てくる。